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 1.お布施の意味

(4)年忌法要と行事




14. 仏前結婚式(二人の精神的依り所は?)
 仏事のページで「結婚式」を取り上げると、中には違和感を覚える方があるかもしれません。しかし、結婚式も仏前で行えば、りっぱな“仏事”なのです。

 どうも“仏事”と言えば、葬式とか年忌法要の印象が強くて、実際このページでも多くのスペースをさいているわけですが、赤ちゃんの「初参式」や「仏前結婚式」がもっともっとさかんになり、仏事のイメージが変わってくれることを望みます。

 されはさておき、日本では神前(しんぜん)の結婚式が圧倒的に多く、最近はタレントの影響からかキリスト教の式も見られます。が、仏式は残念ながら、ごく限られた少数派です。

 もっとも、神式にしろキリスト教式にしろ、宗教的信念に基づいて行っているのかと言えば、必ずしもそうではなさそうです。つまり「どこそこの神社の祭神である○○神を信仰しているから神式で行う」という方はまれでしょうし、キリスト教の信者でない人がいくらでも教会で式を挙げ、エホバの神に誓ったりしています。

 極端な言い方かもしれませんが、結局、結婚するための“形づくり”としての式ではないかと思います。式の形態が持つ印象とか雰囲気が重視され、肝心の宗教的内容や宗教的尊厳性は希薄になりがちなのです。

 しかし、結婚式というのは、縁あって巡り会い結ばれた2人がともに手を取り合い、新たな人生を歩み始める出発点となる大切な儀式でしょう。単なる感覚的な印象や雰囲気ではなく、2人の人生の依り所となるしっかりとした精神的基盤のもとに執り行う必要があるのではないでしょうか。

 仏前結婚式は、そうした2人の人生の共通の依り所となって下さる如来さまの尊前で、敬愛和合の日暮らしを誓い合うものです。式はお寺や別院、また一部のホテル、結婚式場でも行えます。ご住職に相談して、ぜひとも仏前で結婚式を挙げて下さい(本山には「仏前結婚式のしおり」もあります)。

 なお、式の日取りで「大安」や「仏滅」を気にしてはいけません。

  • 神前で結婚式するのはなぜ?
  • 雰囲気で決めるのではなく、精神的依り所を持つ式をしよう。




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