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(1)お仏壇とお荘厳




15. 仏壇の整理と修理
 お仏壇はご本尊を安置し、家族一人ひとりの心の依(よ)り所となる所ですから、つねに清潔で気持ちよく整えておかなければなりません。

 ところが、月忌参りをしていますと、お仏壇の中に不要なものも交じって仏具が煩雑に置かれていたり、ほこりがたまっていたりするお宅があります。

 こうした光景に出会うと、改めて「お仏壇は心の鏡だな」と思います。つまり、お仏壇を見れば、その家庭の日ごろの心の状態が想像できるというものです。

 お仏壇の中を整える第一歩は、それぞれの仏具を定められた所にきちんと置くということでしょう。よく経卓の上にローソク立てや香炉を置いている方がいますが、経卓には経本(聖典)のみを置き、ローソクや線香の箱、マッチなどは置かないようにします。また、ローソク立てと香炉は三本足になっているのが多く、この場合は一本を正面にくるように置きます。

 次に、不要なものを置かないというのも大切です。例えば、 (1)他宗の仏像や祖師像 (2)お守りの札 (3)茶湯器やコップ (4)故人の写真 (5)位牌−などです。これらは浄土真宗のお仏壇にはふさわしくありませんので、お手次ぎのお寺に相談され、取り除いて下さい。

 最後に掃除ですが、漆(うるし)塗りの部分はやわらかい布で乾ぶきし、金箔(きんぱく)の部分は毛ぼうきや乾いた筆で軽く払います。ともに塩分や水分を嫌いますので、手で直接ふれないことです。真鍮(しんちゅう)製の仏具は金属磨きで磨きます。

 また、マッチの燃えかすを香炉やおリンの中に入れる方がいますが、マッチ消しや灰皿へ入れるようにして下さい。

 お仏壇自体が傷んでくれば、“お洗濯(せんたく)”(修理)すると新品同様になります。

  • 仏具は定められた位置に−。
  • 三本足の仏具は正面に一本。
  • お札、写真はお仏壇に入れない。
  • お仏壇が傷めば“お洗濯”




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